さて、今回は南東に面したバラをメインとした洋風ガーデンをご紹介します。
前庭の南東に位置する24㎡程度の狭いエリアです。
施工前の写真でわかるように、ドウダンツツジの生け垣と東側の境界沿いに既製品のアルミフェンスがすでに設置してありました。
バラを見ながらお茶を楽しめることと、忙しくても多くの管理手間をかけないでバラと草花の管理が出来ることが施主様のご要望でしたので、「バラが主役の庭に空間を構成する」ことが設計方針でした。
施主様宅へ最初に伺ってから2回は十分にご依頼主のご希望を聞くようにし、その後プランの提示をさせていただきました。平面図・立体構成については初回の説明で納得していただきましたので、予算内ですべて徳原流のディテールデザインとなりました。
■施工後 着工から2ヶ月後の写真です。出来上がりは非常に満足していただきました。■フォーカルポイント 石の花台
写真は石の花台です。コンテナを乱雑に置かないように、庭の景観をコントロールする一つのフォーカルポイントになっています。
前回の自然風のアプローチから洋の庭へと、石の花台をフォーカルポイントとして自然につながりました。これから年が経つごとに益々楽しめる庭に育っていくことと思います。